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2018.12.26

ビジネスローンの審査をちゃんと理解して不安解消

ビジネスローンを検討しているが、
『審査に通るだろうか…』『審査の基準って何だろう…』『どうしてもビジネスローンを通したい…!』と不安に思う経営者も少なくありません。
ビジネスローンにはそれぞれ独自の審査基準があります。ビジネスローンを通すためには一体どのようにすればよいのでしょうか。
その基準やポイントを説明します。

■審査の基準
ビジネスローンの審査基準は利用したいものによって異なりますが、一体何を基準に審査しているのでしょうか

審査時に見られるものとしては
・決算数値
・事業歴
・経営者個人の信用情報
・税金の納付状況
・書類の正確さ、提出までの期間
・会社概要や免許の有無、業種
・経営者の印象
が挙げられます。
どれも良いに越したことはありません。いずれビジネスローンを借りたいと考えている場合には、少しでも数値をよくするための努力が必要となります。

■重要視されるポイントとは
上項で審査時に見られる項目はあげましたが、具体的にどのようなポイントが審査で重要視されているのでしょか。
4つのポイントをお教えします。

その1:決算数値がよいか
当然ながら、ビジネスローンの審査で重要になるのは「決算数値」になります。ビジネスローン審査基準の大部分を占めるといっても過言ではないほど重要です。
それでは、決算数値のどこを見て判断しているのでしょうか。

① 利益がでているか
当たり前ですが、赤字よりも黒字、利益が出ていることが大切となります。一時的な赤字であったり、特殊要因等があったりした場合には考慮される場合もありますが、慢性的な赤字の場合には審査を通過することが難しくなります。かといって意図的、作為的に決算内容を改ざんする事は問題外ですので、絶対にやめましょう。

② 売上が伸びているか
売上規模が拡大しているか、資本金が増えているか等の前期と比較し、成長幅が見られます。売上規模が小さい場合には、小さな経済環境の変化でも大きなダメージを負ってしまう可能性があるため、審査ではその点が見られます。

③ 欠損金の有無
資産よりも負債の方が多い場合、過去の赤字が積みあがっている場合にはビジネスローンの審査を通ることが難しくなります。過去に何らかの負債画あった場合にはこれらを減らしておく努力や工夫が必要です。

その2:事業歴
前項でもお話した通り、『決算数値』がビジネスローンの審査では重要となります。『決算書』が必要です。決算が終わって初めて決算書が確定するため、最低でも1年は事業を開始して経過していなければなりません。利用したいビジネスローンによって異なりますが、2期分、3期分と提出を求められることもあります。より多くの決算数値を出せた方が確実性が高くなるため、事業歴は見られるポイントとなります。

その3 書類の正確さ、提出までのスピード
提出書類の記載ミスや数字のミスがあった場合には、虚偽の申請をしているともなされる場合もあり、信頼性が著しく落ちてしまいます。また、申し込み後に申請書類や必要書類の提出に時間がかかりすぎるのも本気度が低いと評価され、マイナスポイントとなってしまいます。正しいものを素早く出すことが求められます。

その4 経営者個人の信用情報と人柄
どのビジネスローンでも、経営者個人の連帯保証が必ず必要となります。法人は倒産のリスクが高いため、会社が倒産した場合には経営者個人に返済請求します。そのため、経営者個人の信用情報はとても重要になってくるのです。
また、ビジネスローンの審査では面談審査があるところが多くあります。経営者の面談での受け答えや身なり、姿勢、時間にルーズではないかなど、社会人として当たり前の立ち振る舞いが出来ているかどうかが、面談担当者の印象を大きく左右します。

■どうやって判断すればいいか
数多くあるビジネスローン。どうやって今の会社の状況にあったビジネスローンを選べばいいのでしょうか。

① 審査の難易度
ビジネスローンにも審査の難易度があります。審査が甘いところもあれば厳しいところもあります。すべてのビジネスローンの審査が甘い前提で臨むと失敗することもあります。
審査の難易度としては
厳しい:銀行のビジネスローン
普通:大手消費者金融
甘い:中堅企業のノンバンクビジネスローン
甘い:中小企業のノンバンクビジネスローン
の順番となります。

できるだけ知名度の高く金利が安いビジネスローンを申し込む経営者が多いことから、
上から順番に申し込む方が多く、審査も厳しくなります。
なので、審査に自信をがある方は銀行ビジネスローンもしくは大手消費者金融ビジネスローンを、自信のない方は中堅企業のノンバンクビジネスローン、中小企業のノンバンクビジネスローンを申し込むと良いでしょう。

② 融資がおりるスピード
即日融資がおりるものと、おりるまでに時間がかかるビジネスローンがあります。どうしても即お金が欲しい場合には即日お金を借りることができるビジネスローンを申し込む必要があります。

ビジネスローンには様々な種類があります。自分の会社の状況等を踏まえて選ぶと良いでしょう。